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三人の学芸員が旅に出た。それはいずれも雪舟をめぐる旅。
ひとりは雪舟への愛をテーマに、ひとりは見せる技術をテーマに、そしてひとりは人と場をテーマに。
三人は仕事をなしとげ帰ってこられるのか、はたまた放浪しつつ消えるのか…
このブログでは「雪舟への旅」展の毎日をご紹介していきます。
雪舟とつきあい始めてからかれこれ十五年を過ぎました。雪舟の勉強を始めた頃、自分の将来はまだまったく茫漠(うすらぼんやり)としていて、将来自分が雪舟の展覧会に関わることになるとは想像できませんした。展覧会が始まって絵が並んだら、会場で雪舟の絵を見ながら「素敵だなぁ・・・」とぼんやりすることが多くなりそうです。それがうまく言葉になるかどうか。ぽつりぽつりと語ることになると思います。
仏教美術が専門ですが、この展覧会では展示作業などを担当しています。作品の見せ方にどんな工夫をこらしているのか。どんなところに注目してもらいたいか。展覧会の魅力を裏方の視点から紹介していこうと思っています。
雪舟が居たこの街。あの山、その河、このお寺。その地に立ってイマジネーションをはたらかせ、雪舟へトリップしましょう。会場や街の中など現場で初めてみえてくることや、それに出会った人々の動きをつづります。