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12/11 : 康慶の背中



本日、会場内をぶらっと歩いておりましたら、ある高名な先生(M先生としておきます)にばったりお会いしました。そして、たいへん興味深い御教示をいただきました。それは、この康慶作のお地蔵さん(勝手に愛称「ハンサム地蔵さま」)の背中の表現についてです。

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カテゴリー: 運慶流
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投稿者: TG
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12/11 : マンモー相


お客さんの様子を時々会場で観察しています。

すると時折、仏さまの手を熱心に眺めておられる方をお見かけします。どうやら、手相が気になるようですね。
私は手相のことは全くわからないので、仏さまの手相がどうなっているか、さっぱりわかりません。本展覧会では、制作当初の「イイ」手がついている仏さまが多いので、手の表情の豊かさも堪能いただけるように思います。

仏さまの手の特徴として「水かき」があります。とくに親指と人差し指の間にはっきりみえるものがあります。
これを「縵網相(まんもうそう)」といいます。水かきで多くの人をすくってくださるためといいます。

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カテゴリー: 運慶流
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投稿者: TG
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12/07 : 目線

毎度ながら、この展覧会の評判が気になります。
ネットのブログを検索して、どんな感想が書かれているのか。いい評判なら安心しますが、厳しいご意見には耳を傾けなければいけません。

そして、見つけた厳しいご意見がこういうものでした。
「台が低すぎて、ほとけさまと目線が合わない。」

たしかに、このぐらいしゃがんだ位置にこないと仏さまとの目線があいません。

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カテゴリー: 運慶流
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投稿者: TG
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展覧会毎に恒例になりました。
美術ボランティアによるこどものためのギャラリートーク「みんなでみよう」。
運慶流展でもやっています。
今回は、1階の展示室にある仏像を見て回っています。

まずは、ドドーンと金剛力士像がお出迎え。
でっかーい


愛染明王像では、目が三つある!とか、コワイ顔をしているけどお花を持ってる!とか
弓と矢を持ってるよ、とかの大発見。
真剣なまなざし


そして、運慶の大日如来像では髪が結んである!なんてみつけたりして。
子どもたちの目線からだとどんなものが見えるのでしょう。
同じポーズを取ってみたり、指を組んでみたり。

体がやわらかいねぇ。
両方の足先が上に出るように足を組むのがポイントです。
簡単にできちゃいました。

大人は苦戦してます。
えいっっ・・できたかな?

あっという間の30分のツアーです。
毎週土曜日の11時から。
予約はいりません。

大人の方もどうぞのぞいてみてください。


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投稿者: MJ
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何気なく使っていた言葉ですが、人から指摘されて気付いた、我々仏像研究者の間で使われている「業界用語」です。

「イイ」=制作当初の部分
「ダメ」=後補部分

という定義です。でも、いくら修理したからって
「ダメ」はあんまりでしょう?

昨日の新聞記事にあった後世の塗り直しの話を読んで
「イイ」「ダメ」の話を思い出しました。

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カテゴリー: 運慶流
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投稿者: TG
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11/24 : 夕方トーク

金・土・日の限定三日間の夕方ギャラリートークがおわり、夜間特別開館もおわってしまいました。

夕方に展示室に入ると、こころなしか昼間に展示室で見るよりも、明るく感じることがあります。
眼の瞳孔は、夜のほうが大きく開くので夜のほうが暗いところが明るくみえるのだと聞いたことがあります。
あまり明るくは出来ない展示室では、夜に見た方がよく見えるようなきがしています。

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カテゴリー: 運慶流
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投稿者: TG
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11/23 : 一万人


本日、午後2時過ぎに、「運慶流展」来館者一万人目のお客様をお迎えすることが出来ました。

ご来館感謝いたします。
なんだかんだ言っても、折角遠い所から苦労してお借りしてきたほとけさまを、多くの方にご覧いただけるというのは、ありがたいことです。



会期中、仏像彫刻の研究者の方もお見えになっており、何人かの方に会場でバッタリお会いしました。お会いした時に、その方の見解を色々と聞くとまた新しい発見があったりします。

時には「この仏像の制作年はもっと古いんじゃないの?」なんてつっこまれることもあります。それにたいして、「いや、そんなことないですよ」なんて反論してみたり、「う~ん」と考え込んでしまったり…。

こんなふうに、色々な人から、色々な質問や疑問をいただけるというのも、ありがたいことです。
カテゴリー: 運慶流
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投稿者: TG
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本日18時からのトークは、予告にもありましたとおり、KRYラジオでもお馴染みの
三池孝尚師をお招きしてのトークショーとなりました。

三池和尚さんのお話は、ホントに楽しく、展覧会に出ているほとけさまがどんなほとけさまなのか、分かりやすく説明していただけました。

私がやるギャラリートークでは、ほとけさまが太ってるとか痩せているとか、あまり信心深くない話ばかりしているので、ちょっと反省させられました。
もっとも、今日みたいなお話しは、三池和尚さんのような徳の高いお坊さんだからできるのであって、私ではとてもとても…。
でも、ホント、ためになる話を聞けて楽しかったです。

なお、いい夫婦の日というのは、和尚さんと話しているときに話題になったことばです。
今日は11/22 1(い)1(い)2(ふう)2(ふ)の日。
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投稿者: TG
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会場入ったすぐの場所にある三岳寺の十一面観音像
面(かお)が十一あるから十一面という説明を付けています。

ところが、じっさいにかぞえてみると、頭上の面は、7つしかありません。お客さんが数を数えているのをたまたま見かけて
「しまったなー」と思いました。

幸いお像の背面からみると、頭上の顔が抜け落ちたあとがみえます。さらに中心のマゲの頂上にも面をつけていたはずなので、十一あった面のうちの4面がたりなかったのです。

本展覧会に出陳されている十一面観音像で頭上面が十一あるものはひとつもありません。
説明不足だったかなと思いましたが、お客さんもさすがにそれはおわかりになったのでしょう。「なんでこれが十一面なんだ」という質問はいまのところなさそうです。
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投稿者: TG
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11/22 : お初トーク


本日は、10:00から私のギャラリートーク
11:00から美術館ボランティアによる子供のためのギャラリートークが開かれました。
昨日の夕方と今日のトークが最初でしたが、まだ全体の時間配分がわるいのではないか、内容が不十分ではないか、話がわかりにくかったのではないか、などと後になって色々心配になってきます。それでも、多くの方が私のろれつの回らないしゃべりを熱心に聞いてくださいました。
これからも、ギャラリートークを日々精進していきたいと思います。

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投稿者: TG
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